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更新日:2024年8月30日
下水道の管はどのような方法で埋めるの?
下水道管を埋設する方法としては大きく分けて以下の3工法があります。工事の設計段階において3工法を比較検討し、最も合理的な工法を採用します。
【開削工法】
地面の上から直接道路等を掘削して下水道管を埋設する工法で、比較的浅い位置に埋設する時に採用されます。他の2工法に比べ経済性で優位なものの、騒音や振動など比較的周囲に影響を及ぼす場合が多い工法です。
【推進工法】
下水道管の先端に掘削機を取り付け、ジャッキの推進力等の圧力を利用して下水道管を地中に埋め込む工法です。地面の上から直接掘削できない場所や、比較的深い位置に埋設する時に採用されます。騒音や振動など周囲に対する影響については開削工法よりも少なくなる場合が多いですが、開削工法よりも建設費が高額となる場合が多い工法です。
【シールド工法】
円形もしくは角形の掘進機(シールド)を使ってモグラのようにトンネルを掘り、掘削機の全面にあるカッターを回転させながら地中を掘り進み、コンクリートブロック(セグメント)をトンネル壁面の全周に張り付けて下水道管を形成していく工法です。下水道管の口径が比較的大きい場合に用います。推進工法と同様に地面の上から直接掘削できない場所や、比較的深い位置に埋設する時、特に推進工法で施工ができないような場合に採用されます。騒音や振動についても推進工法と同様であり、推進工法よりも長距離を施工するのに有利ですが、3工法の中で最も建設費が高額となる場合が多い工法です。
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