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更新日:2023年4月11日
藤沢市における文化芸術活動の振興・推進の方向性を明らかにすることによって、その一層の充実と活性化を図るとともに、本市固有の市民文化である「ふじさわ文化」の創造と発信を通じて、郷土への誇りや愛着をもち、その魅力を実感できる文化都市として発展していくため、平成30年に「藤沢市文化芸術振興計画」を策定しました。
その後、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、人々の行動が厳しく制限されたことなどから文化芸術活動も大きな影響を受け、当初計画に含まれていた東京2020オリンピック・パラリンピック大会が延期されたため、予定していた中間見直しを令和3年度に小規模な内容で行いました。
一方、コロナ禍においてはリモートワークなどデジタル技術を使った取組が急速に普及し、それは文化芸術の分野にもおよび、無観客によるライブ配信などが行われるようになりました。また、本市においては生活・文化拠点再整備事業が本格化しており、それら社会の様々な変化に対応するため、今回の計画内容を改定し「藤沢市文化芸術振興計画2028」を策定しました。
「文化芸術」とは、音楽や美術といったいわゆる「芸術」のみを対象とするものではなく、伝統芸能や生活文化なども含む広範なものですが、本計画で対象とする「文化芸術」の範囲は、文化芸術基本法に定めのある文化芸術(「芸術」「メディア芸術」「伝統芸能」「芸能」「生活文化」「国民娯楽」「文化財」)を基本とし、これに本市固有の風土・気候・風景等を加えた「芸術文化」「生活文化」「歴史・景観文化」を対象とします。
芸術文化 |
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生活文化 |
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歴史・景観文化 |
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本計画の期間は令和5年度から令和10年度の6年間とします。期間中は必要に応じて修正等を行います。
本市では、芸術文化や生活文化についての多岐にわたる活動が脈々と行われてきました。また、本市の風土・気候・風景等によって醸成されてきた独特の歴史・景観文化が息づいています。こうした多彩で重層的な文化の融合を図りつつ、新たな「ふじさわ文化」を想像し、発信していくことを基本理念としています。
この基本理念は、当初計画から変更することなく、本計画でも継承しています。
この理念を実現するために、4つの基本目標を定め、それぞれの基本目標達成のための方法を施策として位置づけ、文化芸術の振興・推進を図っていきます。
誰もが様々な文化芸術に親しむ機会を充実させることで、文化芸術に興味を持つ人々を増やし、活動のすそ野を広げます。また、教育機関等とも連携し、次世代育成につながるよう取り組みます。
市内の様々な場所で行われている文化芸術活動と市民をつなぐための支援を行います。また、若手芸術家や地域団体への支援を行い、本市の文化芸術活動の活性化を図り、その継承を目指します。
本市の歴史や人々の生活の中で継承されてきた文化的資源を後世に向けて保存していきます。また、アニメ等のサブカルチャーも活用しながら若者をはじめとするより多くの方たちに向け本市の文化的魅力を発信し、文化振興やまちの活性化につなげます。
老朽化した市民会館を含む、生活・文化拠点再整備事業を進めるとともに、既存の文化施設についても時代のニーズに合わせた機能の充実を図ります。市民会館の再整備期間中における環境づくりを進め、文化芸術活動の維持と発展に努めます。
これまでの計画についてはこちらからご覧ください
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