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更新日:2024年4月1日
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる感染症です。このうち季節性インフルエンザは、例年、日本において初冬から春先にかけて流行します。発熱や関節痛などの症状が出現し、多くは自然に治る疾患ですが、肺炎や気管支炎、脳症などを合併して、重症になる場合があります。
また、令和5年度は、例年より早く流行が開始しており、感染対策がより一層重要となります。
・潜伏期間:ウイルスの感染を受けてから1~3日間程度
・38℃以上の発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛等の急速な出現
・上記症状に続いてせき、鼻汁などの上気道炎症状が出現
・約1週間の経過で軽快する
感染経路は主に飛沫感染です。感染者の咳やくしゃみの飛沫の中にウイルスが多く含まれており、空中に飛んだウイルスを他の人が吸い込んで感染を起こします。
また、ウイルスが手についたまま、鼻や目などをこすってウイルスが身体に入り込む接触感染もあります。
インフルエンザ(鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く)は感染症法により5類感染症に規定されており、予め指定された届出医療機関からの週毎の発生件数報告により発生動向の把握に努めています。
藤沢市感染症発生状況2023年(令和5年)
※ページ下部「定点把握五類感染症発生状況」の「市内の感染症発生状況(定点報告グラフ)」をご覧ください。
神奈川県衛生研究所感染症情報センター(外部サイトへリンク)
国立感染症研究所感染症発生動向調査週報(外部サイトへリンク)
このような状況を踏まえ、国では「インフルエンザ(総合ページ)」を開設し、今冬のインフルエンザ総合対策について様々な情報を提供するほか、予防対策の徹底を呼びかけています。
また、今年の冬は新型コロナウイルス感染症との同時流行の可能性があります。医療機関等がひっ迫し、発熱外来等を受診しづらくなる場合に対応できるよう事前に備えましょう。
皆様のご協力をお願いします。
新型コロナウイルス・季節性インフルエンザの同時流行に備えた対応(外部サイトへリンク)
インフルエンザワクチンについては、厚生労働省の実施した研究結果によると、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に関する一定の効果が報告されています。
インフルエンザを予防する有効な方法の一つとして、流行前のワクチン接種をご検討ください。
その際、予防接種法に基づく高齢者等のインフルエンザ予防接種事業もあわせてご活用ください。
★正しい手洗い
・帰宅後、調理の前、トイレの後、嘔吐物やトイレの掃除をした後は、特によく手を洗いましょう。
・石けんをよく泡立てて洗うことが重要です。
・手のひら、手の甲、指先、爪の間、指の間、親指、手首を念入りに洗いましょう。
・施設などでは、タオルの共用はやめましょう。ペーパータオルや個人用のタオルを使用しましょう。
・手荒れがあると病原体が落ちにくくなりますので、乾燥する季節は特にハンドクリーム等で手のケアをしましょう。
★咳エチケット
・人と近距離(2m以内)で会話をする場合はマスクを着用しましょう。場面に応じた適切な着脱をお願いします。
・咳が出るときは、マスクを着用し、他の人へ配慮しましょう。マスクは顔にフィットするものを選びましょう。
・もし、手で咳やくしゃみを受けた場合は、手に病原体が付着している可能性がありますので、すぐに石けんを使用した手洗いをしましょう。
★換気
・室内においては、換気も大切です。部屋の対角線上の窓やドアを開けると効果的な換気ができますが、冬場は室温が低くなってしまうため、暖房器具を使用しながら、常時、一方向の窓を少しだけ開ける方法もあります。
藤沢市保健所では感染対策の一環として、室内の換気の状況を知りたい施設の方に対し、二酸化炭素濃度測定器(CO2モニター)の貸し出しを行っています。
人が集まる場所の換気が十分かどうかを確認したり、換気をしながら実際に二酸化炭素濃度の数値の変化を見ることで、空気の流れを意識した効果的な換気を行うことができます。
「二酸化炭素濃度測定器(CO2モニター)貸し出し事業」についてはこちら
★休息とバランスのよい食事
・体の抵抗力を高めるために、十分な休養と栄養バランスのとれた食事をとるようにこころがけましょう。