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更新日:2024年9月25日

水痘の流行注意報を発令します

藤沢市では、感染症発生動向調査による2024年第38週(9月16日~9月22日)における水痘の発生状況が、定点(注1)あたり1.30人(定点数10か所、報告数13人)となり、流行注意報基準値(注2)を超えたため、流行警報を発令します。

 

(注1)「定点」:対象となる感染症について発生動向調査のため予め指定し、定期的に患者発生状況を報告していただいている市内医療機関(水痘の場合は、小児科定点10か所)「定点あたり」の数値は、1週間分の患者数の平均値。

(注2) 定点あたり「1.00人」を超えると注意報を発令、「2.00人」を超えると 警報を発令します。なお、警報解除基準は定点あたり「1.00人」です。

水痘とは?

1.主な症状

水痘は、いわゆる「みずぼうそう」のことで、水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症です。感染から2週間程度(10日~21日)で、頭から、体幹部・手足にかゆみのある発疹が広がり、発熱(38度前後)や倦怠感などを伴うことがあります。  

発疹は、紅斑(こうはん:皮膚が赤くなる症状)、丘疹(きゅうしん:皮膚から盛り上がった発疹)、水疱(すいほう:水ぶくれ)、痂皮(かひ:かさぶた)の順に変化し、順次現れるため、これらが同じ時期に混在するのが特徴です。

まれに肺炎や脳症等の重篤な合併症を起こすことがあります。り患は、小児が多いですが、成人が感染すると、より重症になり合併症の頻度も高くなります。また、初感染後は、終生免疫を得ると言われています。  

 

2.感染経路  

空気感染、飛沫感染、接触感染  

 

3.予防方法

2014年10月から水痘ワクチンは定期の予防接種となっており、2回の接種(1~3歳未満)により発症を防ぐことができると考えられています。ワクチン以外の予防法はなく、患者との接触後、72時間以内にワクチン接種することにより、発症の防止、症状の軽症化が期待できます。なお、学校保健安全法施行規則により、全ての発疹が痂皮化する(かさぶたになる)まで出席停止と定められています。

プレスリリース記事

2024年9月25日「水痘の流行注意報を発令します」(PDF:193KB)


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情報の発信元

健康医療部 保健予防課

〒251-0022 藤沢市鵠沼2131番地の1 藤沢市保健所4階

電話番号:0466-50-3593(直通)

ファクス:0466-28-2121

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