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更新日:2023年10月23日
本市では、2022年(令和4年)3月に「藤沢市地球温暖化対策実行計画」を改定し、2013年度(平成25年度)を基準として、2030年度(令和12年度)までに温室効果ガス排出量46%削減を目指すとともに、2050年(令和32年)における脱炭素社会の実現を目標としています。この目標を達成するためには、再生可能エネルギーの導入が必要であり、本市では太陽光発電が効果が高いとされることから、その導入メリットや導入方法等について、紹介するものです。
◆参考情報◆
・戸建住宅の太陽光発電システム設置に関する Q&A(一般社団法人 環境共生住宅推進協議会、編集協力 国土交通省 住宅局)(外部サイトへリンク)
太陽光発電システムを導入することによって生じるメリットについて紹介します。
1 地球温暖化対策
太陽光発電システムにより発電された電気は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーであることから、「地球温暖化」への対策につながります。
2 非常用電源
自宅や事務所等に設置された太陽光発電システムは自立したエネルギー源となることから、災害等による停電時の非常用電源として活用できます。また、蓄電池を併用し電力をためておけば、太陽が出ていない時間帯でも電力の使用が可能となります。
※非常用電源としての使用方法等については、メーカー等によって異なるため、操作の際は必ず取扱説明書等をご参照ください。
◆参考情報◆
・停電時でも電気が使えます(一般社団法人太陽光発電協会)(外部サイトへリンク)
・太陽光発電の賢い使い方-停電・災害時の自立運転コンセントの活用-(環境省)(PDF:1,459KB)
3 経済効果
自宅や事務所等で発電した電力を自身で消費する(自家消費)ことで、電力会社からの電力供給量を削減できることから、電気料金の負担が軽減します。また、自家消費分を上回る電力(余剰電力)が発生した場合、その電力を売却することで、収入を得られる可能性があります。
※導入方法によって効果に違いがあります。
太陽光発電システムの導入方法について、メリット・デメリットを含めて紹介します。
1 自費設置
需要家(個人・事業者等)が自ら、太陽光発電システムの施工業者と契約し、設備を購入して設置する方法です。
<メリット> <デメリット>
・他の導入方法と比べると、投資回収効率が高い ・初期投資の負担が大きい
・設置システムの管理(処分、交換等)が自由にできる ・維持管理、メンテナンスの負担がある
・余剰電力を売電できる
◆市の補助事業の紹介◆
・藤沢市住宅用太陽光発電システム設置費補助金
・藤沢市事業者用太陽光発電システム設置費補助金
◆県の事業の紹介◆
・神奈川県「みんなのおうちに太陽光」
・神奈川県「みんなの会社に太陽光」
2 オンサイトPPA
発電事業者が需要家(個人・事業者等)の自宅や事務所等に太陽光発電システムを発電事業者の負担で設置し、所有・維持管理をした上で、その設備で発電した電気を需要家(個人・事業者等)が購入する方法です。(PPA:Power Purchase Agreement(電力購入契約))
<メリット> <デメリット>
・初期投資の負担が不要 ・設置システムの管理(処分、交換等)が自由にできない
・維持管理、メンテナンスの負担が不要 ・契約期間が長期となる
・費用負担は自家消費した電気代のみ
◆参考情報◆
・「初期費用0円で、太陽光発電を!」(神奈川県)(外部サイトへリンク)
3 リース
リース事業者が需要家(個人・事業者等)の自宅や事業所等に太陽光発電システムをリース事業者の負担で設置し、維持管理を行う一方、需要家(個人・事業者等)はその設備に対する月々のリース料を支払うことで発電した電気をすべて取得する方法です。
<メリット> <デメリット>
・初期投資の負担が不要 ・設置システムの管理(処分、交換等)が自由にできない
・維持管理、メンテナンスの負担が不要 ・契約期間が長期となる
・余剰電力を売電できる ・発電がない場合でもリース料の支払いが必要
◆参考情報◆
・「初期費用0円で、太陽光発電を!」(神奈川県)(外部サイトへリンク)
・初期投資ゼロでの自家消費型太陽光発電設備の導入について(環境省)(PDF:731KB)
神奈川県では、太陽光発電設備を県民や県内事業者の方々にリーズナブルな価格で安心して設置していただくために、平成23年12月から「かながわソーラーバンクシステム」を運用しています。(神奈川県HP引用)
施工業者の選定にご活用ください。
◆参考情報◆
・かながわソーラーバンクシステム(神奈川県)(外部サイトへリンク)
太陽光発電システムの契約に係るトラブルについてご相談がある場合は、藤沢市消費生活センターまでご連絡ください。
<ご相談先>
・消費生活相談(藤沢市)
◆参考情報◆
・太陽光発電に関するトラブルにご注意ください(経済産業省)(PDF:574KB)
ソーラーシェアリングは、農地に支柱を立てて上部空間に太陽光発電設備を設置することで、再生可能エネルギーを作り出す仕組みです。太陽光発電設備の下部では、農作物を生産することができます。
詳しくは神奈川県のホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
神奈川県では、県内農業者や県民の方々に対し、ソーラーシェアリングに必要な手続から発電設備の設置工事等までを、民間事業者が一貫して支援するサービス(ワンストップサービス)のプランを募集し、所定の要件を満たしたプランを公表しています。
ワンストップサービスプランについて(神奈川県)(外部サイトへリンク)
神奈川県では、10kW以上の太陽光発電設備を設置するソーラーシェアリングについて、県の自家消費型太陽光発電等導入費補助金の補助対象としています。
補助制度の詳細は自家消費型再生可能エネルギー導入費補助金のホームページ(神奈川県)(外部サイトへリンク)をご覧ください。
ソーラーシェアリングの導入に必要な設備資金を金融機関から借入する際には、神奈川県信用保証協会の保証制度が利用できます。
詳しくは神奈川県信用保証協会にお問い合わせください。(神奈川県信用保証協会ホームページ(外部サイトへリンク))
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