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更新日:2024年9月24日

化学物質について

化学物質は、事業活動から家庭生活までの様々な場面で使用されており、生活には欠かせないものとなっています。日常使っているプラスチック容器、化粧品、洗剤、医薬品、また、工場で使われている原材料、化学肥料や農薬、自動車のガソリンやオイルなど、人工的に合成されたもののほか天然の物質もあります。また、毒性を持つダイオキシン類等のように、意図せずに生成されてしまうものもあります。

化学物質の有害性については、動物実験等で急性毒性、慢性毒性、発がん性、変異原性、催奇形性、感作性、内分泌攪乱作用などの調査が行われ、人の健康や生態系に影響を及ぼすものが数多く存在しています。しかし、化学物質の数は膨大であることから、毒性等についての十分な情報が得られていないものもあり、国際的な調査・研究による情報収集が日々進められています。

また、化学物質の中には、環境中で分解しにくく生体への蓄積性・濃縮性が高いものがあり、これらの化学物質が生産工程や消費段階で環境中へ排出されると、大気、水域、土壌や生物へと汚染経路を複雑に移動し、汚染が深刻化する場合があります。

日常生活で利用される製品を介して、意図せず排出される化学物質があります。環境中に排出された化学物質を取り込んだ生物が、成長等に悪影響を受けたり、食品等の原料となることで人間の体内に蓄積する可能性もあります。利用する製品に含まれる化学物質に関心を持ち、日常使用する製品を選択することは重要です。

ダイオキシン類について

ダイオキシン類は、工業的に製造するものではなく、ものの燃焼の過程などで自然に生成してしまう物質です。主な発生源は、ゴミの焼却による燃焼ですが、そのほかに製鋼用の電気炉や塩素を使って紙を漂白する工程、たばこの煙、自動車の排出ガスなどさまざまな発生源があります。本市では、市内河川の水質、底質の調査を行っています。

化学物質(ダイオキシン類を除く)について

本市では、「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(PRTR法)の排出データや内分泌攪乱作用についての国の研究成果、過去の調査結果等を考慮して、化学物質の調査を行っています。

有機フッ素化合物について

有機フッ素化合物とは、炭素とフッ素の結合を持つ有機化合物であり、その総称をPFAS(ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物)と呼んでいます。有機フッ素化合物の代表的なものであるペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とペルフルオロオクタン酸(PFOA)は、環境中で分解されにくく、高い蓄積性があることから、国内外において製造、使用等が規制されています。本市では、関係自治体と連携して存在状況等の把握に努めています。

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