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更新日:2023年11月9日
公園の樹木は、形を整えたり枯れ枝を落とすなどの剪定を行っていますが、毎年行っているわけではないため、大きくなりすぎてしまったり、成長した樹木が密集するなど、周辺土地へ越境したり、公園の見通しを悪くするなど、交通や防犯、公園の快適性などの面で問題が発生しています。
また、近年、強風により公園樹木が倒れる事故や、幹を腐らせる腐朽菌(キノコ)により樹木の根元が腐り、ある日突然倒木する事例が発生しています。
このため、公園樹木の強めの剪定や伐採作業を必要に応じて行っています。
公園の樹木は市民の生活と密接な関係にあり、様々な安全対策や配慮が必要です。市民のみなさまにとってより良い公園となるように維持管理を進めておりますので、ご理解、ご協力をいただきますようお願いいたします。
高さが子供の身長程度(概ね90cmから150cm)にある枝は、公園の内外に死角を作り、防犯上問題があるため、見通しが良くなるように枝を払ったりしています。また、公園外周部に樹木が多く植えられている場合には、本数を減らすため間伐を行っています。
チャドクガが付きやすい代表的な樹木にツバキがありますが、藤沢市の公園にも沢山のツバキが植栽されています。冬場にきれいな花を楽しめる樹木ではありますが、公園は多くの人が利用し、特にお子様は公園内のあらゆるところに入り込み、害虫に気が付かずに触れてしまう可能性があります。
このように、害虫が付きやすい木やトゲがあるなど危険のある木については、状況に応じて伐採を行っています。
木材腐朽菌には様々な種がありますが、公園樹木ではサクラやケヤキなどにサルノコシカケ科のキノコが多く発生しています。このキノコの除去は非常に難しく、外見上は葉が茂り健康に見えても、根株を腐らせていくため、強風にあおられて突然に倒れることがあります。このため、倒れた際に公園利用者や近隣への危険を及ぼす可能性がある樹木については伐採しています。
近年、強風により公園樹木が倒れる事故が発生しており、倒木すれば隣接地に甚大な被害を与える可能性がある公園外周部の樹木については、樹木の健全度や植栽地の状況に応じて、高さを低くする剪定や伐採をしています。
公園樹木にナラ枯れによる枯れ木が発生しています。ナラ枯れとは、カシノナガキクイムシが媒介する「ナラ菌」によって、コナラやミズナラなどシイ・カシ類が集団的に枯れる伝染病です。神奈川県では平成29年に足柄下郡で初めて発生し、その後県内に広がっておりますが、今年度、藤沢市の公園の木にも複数発生しています。枯れ木については、順次伐採を行っておりますが、倒木の危険が感じられる状況があれば、公園課へお知らせください。
なお、民地内の樹木に発生した場合は、神奈川県のHPをご覧いただき、県機関へご連絡ください。
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