0466-25-1111
窓口混雑状況
ここから本文です。
更新日:2024年9月18日
近年、生鮮魚介類に寄生したアニサキスによる食中毒が多く発生しています。
生鮮魚介類を調理する際は、アニサキスによる食中毒の予防方法を講じて調理しましょう。
アニサキスは寄生虫(線虫)の一種です。
その幼虫(アニサキス幼虫)は、長さ2~3cm、幅は0.5~1mmくらいで、白色の少し太い糸のように見えます。
アニサキス幼虫は、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生します。
アニサキス幼虫は、寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると内臓から筋肉に移動することが知られています。
急性胃アニサキス症
食後数時間後から十数時間後に、みぞおちの激しい痛み、悪心、嘔吐を生じます。
◆急性腸アニサキス症
食後十数時間後から数日後に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状を生じます。
多くが急性胃アニサキス症です。
激しい腹痛があり、アニサキスによる食中毒が疑われる際は、すみやかに医療機関を受診してください。
まずは鮮度を徹底!目視で確認!
◆新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除く
◆魚の内臓を生で食べない
◆目視で確認してアニサキス幼虫を除去する
さらに冷凍・加熱が有効!
◆-20℃で24時間以上、冷凍する
◆70℃以上または60℃なら1分、加熱する
※一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、アニサキス幼虫は死滅しません。