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更新日:2024年4月12日

遠藤笹窪谷公園(えんどうささくぼやとこうえん)

 市内三大谷戸の一つである「遠藤笹窪谷(えんどうささくぼやと)」は、湘南台駅から西へ約3.5キロメートルに位置し、生態学的にも市内トップクラスの良好な自然環境を有していると評価されており、湿地や樹林、草地などの多様な環境が、そこに住む生きものの多様性を支えています。
 この貴重な自然環境を保全しつつ、地域の活性化を図るため、約2.5ヘクタールの「遠藤笹窪谷公園」を2022年(令和4年)7月16日に開園しました。
 本公園内には、市民活動団体等が保全活動を通して連携し合い、また、環境教育の場として活用することにより生物多様性の普及啓発につなげる「生物多様性サテライトセンター」を設置し、2023年度(令和5年度)から本格運用を開始しました。
 また、公園内にある池は、周辺で発生する浸水被害の軽減対策として雨水貯留機能を兼ね備えています。

 公園内の菖蒲池や水田の維持管理は、地元の方々を中心に構成された「遠藤笹窪谷公園愛護会」のご協力をいただいているほか、菖蒲池の花菖蒲は地元中学校の生徒により植え付けが行われました。
 遠藤地区に根付いた公園としてまもり育てながら、本市北部地域の活性化や観光振興に資する場として、地域の方々はもとより、市内外から多くの方々のご来園を期待しています。

遠藤笹窪谷公園空撮生物多様性サテライトセンター外観

施設の概要

 面積:約2.5ヘクタール

  • 管理棟/生物多様性サテライトセンター(展望デッキ、来園者用トイレなど)
  • 芝生広場、池(雨水調整池)、しょうぶ園、田んぼ、藤棚
  • ベンチ等(12基)
  • 障がい者等用駐車場(4台)、駐輪場(28台)
  • 施設配置図(PDF:4,595KB)

 公園ご利用の方は次のリンクもご覧ください。

開園式(2022年(令和4年)7月16日)

 2022年(令和4年)7月16日に行った開園式では、鈴木市長・藤沢市議会議長をはじめ、国会・県・市議会議員、遠藤まちづくり推進協議会、遠藤笹窪谷公園愛護会など多くの方々にご臨席いただきました。

 式典では、感謝状贈呈式、園名石除幕、テープカットを行ったほか、開園イベントとして生物多様性に関する展示や、地元の方々によるおもてなし(ささら踊り披露、模擬店等)が行われ、賑やかな開園式になりました。

開園式テープカット園内散策風景

社会資本総合整備計画に関する事後評価

 遠藤笹窪谷公園は、社会資本総合整備計画「藤沢市西北部地域における公園づくり」を作成し、社会資本整備総合交付金の交付を受けて整備を進めました。

 令和4年度末をもって全ての計画が終了し、事後評価を行いましたので公表いたします。


 

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