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更新日:2024年2月15日
震度5弱以上または長周期地震動階級3以上を予想した場合
以下、気象庁HPから引用
かつて、震度情報は体感及び周囲の状況から推定していましたが、平成8年(1996年)4月以降は、計測震度計により自動的に観測し速報しています。
気象庁が発表する震度は、気象庁、地方公共団体及び国立研究開発法人防災科学技術研究所が全国各地に設置した震度観測点で観測した震度です。
【気象庁震度階級関連解説表】
震度階級 | 人の体感・行動 | 屋内の状況 |
震度0 | 人は揺れを感じないが、地震計には記録される。 | - |
震度1 | 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。 | - |
震度2 | 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。 眠っている人の中には、目を覚ます人もいる。 |
電灯などのつり下げ物が、わずかに揺れる。 |
震度3 | 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。 歩いている人の中には、揺れを感じる人もいる。眠っている人の大半が、目を覚ます。 |
棚にある食器類が音を立てることがある。 |
震度4 | ほとんどの人が驚く。 歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。 眠っている人のほとんどが、目を覚ます。 |
電灯などのつり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。 座りの悪い置物が、倒れることがある。 |
震度5弱 | 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。 | 電灯などのつり下げ物は激しく揺れ、棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。 座りの悪い置物の大半が倒れる。 固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある。 |
震度5強 | 大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。 | 棚にある食器類や書棚の本で、落ちるものが多くなる。 テレビが台から落ちることがある。 固定していない家具が倒れることがある。 |
震度6弱 | 立っていることが困難になる。 | 固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。 ドアが開かなくなることがある。 |
震度6強 | 立っていることができず、はわないと動くことができない。 揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。 |
固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。 |
震度7 | 立っていることができず、はわないと動くことができない。 揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。 |
固定していない家具のほとんどが移動したり倒れたりし、飛ぶこともある。 |
大きな地震で生じる、揺れが1往復するのにかかる時間(周期)が長い大きな揺れのことを長周期地震動といいます。
長周期地震動により、高層階は大きく長時間揺れ続けることがあります。また、長周期地震動は遠くまで伝わりやすい性質があり、地震が発生した場所から数百キロメートル離れたところでも大きく長く揺れることがあります。
長周期地震動による大きな揺れにより、家具類が倒れたり落ちたりする危険に加え、大きく移動する危険があります。
【長周期地震動階級関連解説表】
長周期地震動階級 | 人の体感・行動 | 室内の状況 | 備考 |
長周期地震動階級1 | 室内にいたほとんどの人が揺れを感じる。驚く人もいる。 | ブラインドなど吊り下げたものが大きく揺れる。 | ― |
長周期地震動階級2 | 室内で大きな揺れを感じ、物につかまりたいと感じる。物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。 | キャスター付き什器がわずかに動く。棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。 | ― |
長周期地震動階級3 | 立っていることが困難になる。 | キャスター付き什器が大きく動く。固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒されることがある。 | 間仕切り壁などにひび割れ・亀裂が入ることがある。 |
長周期地震動階級4 | 立っていることができず、はわないと動くことができない。揺れにほんろうされる。 | キャスター付き什器が大きく動き、転倒するものがある。固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。 | 間仕切り壁などにひび割れ・亀裂が多くなる。 |
気象庁ホームページ「長周期地震動について」(外部サイトへリンク)
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