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更新日:2024年4月23日
春から夏にかけては、野鳥の繁殖シーズンです。様々なところで巣をつくり、卵を産み、ヒナを育てています。
巣立ったヒナ(巣立ちビナ)は、すぐに自立することはなく、しばらくの間、親鳥から生きていくのに必要なこと(飛ぶ練習・餌のとりかた・身を守ること・コミュニケーション)を学んでいます。
巣立ちビナは成鳥と異なり上手く飛ぶことができず、地面におりて休憩していることが多くあります。そのようなヒナを見つけたとしても、拾う必要がない元気なヒナです。しかし、迷子や怪我と間違えて保護(誤認保護)してしまうことが多くあります。誤認保護して親鳥と引き離してしまうと、飛び方や餌のとり方など、自然で生きていく中で必要なことを学ぶことができなくなってしまいます。
鳴いたり、動いたりして元気なようであればそのままにしておいてください。
親鳥は、ヒナの鳴き声が聞こえるくらいの場所であれば探すことができますので、拾った近くの木の枝や物陰など安全そうな場所に移動してください。
人が近くにいると親鳥は警戒してヒナに近寄れませんので、近くに姿が見えなくても、その場から離れてください。
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