自治体マイナポイントで共通IDとの連携による認証方式は国内初！観光客も主人公！自治体マイナポイント×湘南の宝石（2023年11月24日記者会見・案件2）

湘南の宝石の開催に係る「自治体マイナポイント事業」の実施について発表します。
本市では、国が進めている自治体マイナポイント事業等を活用し、イベント参加者へのポイント付与などにより、市の施策の底上げを図る取組を行っているところです。
この取組の一環として、本市の冬の風物詩となっている人気のイルミネーションイベントである「湘南の宝石」の開催に合わせ、本市としては初の自治体マイナポイント事業として、観光誘客の促進のほか、地域課題の解決を図るものです。
具体的な手法ですが、株式会社ワンズ様が開発・運営をするデジタルスタンプラリーアプリの「フラリ」を活用します。
参加者は、この「フラリ」をダウンロードし、内容の異なった2つのコースに参加することができます。
まず「歩いてチャンス！自治体マイナポイントGETコース」です。江の島周辺はイルミネーションのほか、非常に美しい夕景が観られるエリアとして人気となっていることを踏まえ、サンセットポイントとイルミネーションポイントという違った魅力のある観光資源を楽しんでいただく仕組みとしました。
このうち、サンセットポイントである「江の島稚児ヶ淵」または「江の島シーキャンドル」の2箇所のうち1箇所にて「フラリ」を起動させ、「スタンプを取得」ボタンを押すことで、GPS機能によりスタンプを取得できます。
このスタンプを取得するにあたり、現地での操作を午後4時半までとする時間条件の機能を実装し、点灯前から会場付近にお越しいただくことで、オフピーク化を図ります。
このスタンプを得た参加者が、イルミネーションポイントとして設定した3会場のうち2箇所に行き、GPS機能によりスタンプを取得することで条件が成就し、アプリ内で即時抽選機能により、最大2千ポイントの自治体マイナポイントのほか、湘南の宝石オリジナルフォトフレームなどが当たる仕組みを実装しました。
なお、マイナポイントが当たった方は、「フラリ」のアプリ上で、お持ちのマイナンバーカードで認証を行ったのち、別途マイナポータルにアクセスしていただき、ポイントを受け取る仕組みとなっています。
次に「払ってチャンス！湘南の宝石点灯権GETコース」です。
市内の宿泊施設や江の島周辺の店舗等において、午後3時までに設定金額以上のお会計をした場合、参加者は「フラリ」のカメラ機能から、店舗にお渡ししている二次元コードを読み取っていただくことでスタンプが取得できます。
これにより、「湘南の宝石の点灯権」のほか、湘南の宝石オリジナル壁紙などが当たる仕組みを実装しました。
このほか、「セカンドチャンス！大抽選会」として、期間終了時に全参加者を対象に市内宿泊施設の宿泊券などが当たる一斉抽選を行い、当選者にはフラリのプッシュ通知機能を活用して、当選通知を行います。
このように、本事業では、観光客自らが観光イベントの主人公となることもでき、関係人口の創出やオフピーク化を図るなど、本市が抱える観光課題の解決に取り組んでいきます。
なお、自治体マイナポイントの取得方法は、国側が、今月末にマイナンバーカードを利用した「共通ID認証」というデジタル給付基盤を構築する見込みであり、本事業はこの基盤との連携による認証という、安全性の高い認証方式を組み込んだ事業として、国内初の試みとなると伺っています。
本事業は、3つの初となる取組であるなど、「マルチなパートナーシップ」により、まさに「DX」という「デジタル技術による変革」に「チャレンジ」します。なお、実施期間は、本年12月1日から来年2月末までです。

資料

• 記者会見資料1（PDF：318KB）
• 記者会見資料2（PDF：3,750KB）

この件に関するお問い合わせ先

(イベント全体に関すること)観光課（内線3421）
(自治体マイナポイント事業に関すること)デジタル推進室（内線8661）